施設内研修 食中毒予防
2024-11-05
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毎月当施設では介護福祉に関する様々な研修を実施しています。
先月の研修は、感染性胃腸炎(今回の研修は主にノロウイルス)について学びました。
感染性胃腸炎とは、なんらかの微生物が原因となって発症する腸の病気の総称で、突然の下痢、嘔吐、腹痛や発熱などの症状が引き起こされます。
原因となる微生物は様々ですが、感染性胃腸炎の中でも代表的なものとして、ウイルスにより起こる胃腸炎と細菌によって起こる胃腸炎があり、ノロウイルスが感染性胃腸炎の中でも病原体の代表とされています。
ノロウイルスは、牡蠣などの2枚貝の生食による食中毒が有名ですが、保育園や幼稚園、小学校、高齢者施設などで発生した集団感染の大半は、誰かがまずノロウイルスに感染し、施設内でヒトからヒトへ感染して拡がっていき、感染力はきわめて強力です。
特に子どもや高齢者が感染すると重症化しやすく、嘔吐物が誤って気管に入り誤嚥性肺炎を引き起こしたり、気道に詰まって窒息する恐れがあるため注意が必要です。
今回の研修では、ノロウイルスの特徴や症状を把握し、消毒方法を学びました。そして学んだことを元にクイズ形式にすることで理解を深めました。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は毎年11月から12月にかけて流行のピークを迎えます。
これから寒さも厳しくなってくる頃ですので、手洗い、うがい、手指消毒や免疫力を高める栄養バランスの摂れた食事を心がけ、体調を崩されないようご自愛ください^^
敬老の祝い
2024-10-17
この度、めでたく100歳の誕生日を迎えられた方へ千葉県より表彰状と記念品が届いたので、ユニットでお祝いをしました
コロナ前までは、県の職員さんが直接賞状の授与に来てくださっていたのですが、それもなくなってしまい・・・
せっかくなので、施設長より賞状の授与をしていただきました。
音楽は、リヒャルト・ワーグナー作曲の『タンホイザー』を背景に聞きながら、賞状の授与から記念品の授与を行いました。
I.Aさん、ユニットの職員に軽くお化粧もしてもらい、他利用者様からも「きれいよ」とお褒めの言葉をいただき、恥ずかしそうにしていましたが、喜んでいるようでしたよ。
授与の後は、みんなで写真撮影を行い、長寿をお祝いしました
余談・・・100歳なんて本当にすごいですよね。事務員さんと、「I.Aさんが生まれた年って何があったんだろうね。」という話題から調べたんですが、なんと、冬季オリンピックが初めてフランスのシャモニー・モンブランで開催された年でした。室内のスケートリンクなんてなかったでしょうから、アイススケートとかとかも自然の氷ってことですよね?そんな話題で一時盛り上がったのでした
施設内研修 口腔ケアと看取りケア
2024-10-29
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毎月当施設では介護福祉に関する様々な研修を実施しています。
先月の研修は、来光台歯科医院の院長の入田雅之先生をお招きして、口腔ケアについての研修を行いました。
口腔ケアとは、一般的に「口を清潔に保つこと」で、虫歯や歯周病予防のためだと思われがちですが、実は全身を健康に保つために必要な口腔清掃以外のお口のケアも含めて言います。
口腔ケアの分類は大きく分けて2つあり、うがいや歯磨きなどの口腔清掃と、発音訓練や口腔周囲の運動訓練をする口腔機能回復です。
こうした口腔ケアを怠ったり、口腔周囲の変化に気付かないと歯を失うリスクや肺炎、認知症、老化や寿命にまで影響するという報告もあります。
当施設では定期的に口腔ケアの必要性や歯磨きの仕方の研修を行い、食事前に「パタカラ体操」という発声運動を取り入れ、ご利用者様に行っていただいております。
今回の研修を通して、改めて口腔ケアの必要性やご利用者様の健康状態の管理を再認識する良い機会になりました。
入田先生、ご指導ありがとうございました^^
そして、今回の研修では看取りケアの研修も行いました。
事例をあげて、実際に行っている看取りケアを書き出して発表しました。
食事や排泄などの日常生活のケアに加え、居室内の環境を整えてあげることも大切です。
最後までご本人様とご家族様が望む暮らしを支えていける環境づくりを今後も取り組んで参ります。
避難訓練
2024-10-16
10月16日 まきの里で避難訓練が行われました。
火災想定訓練で、厨房が出火元を想定した訓練でした。
全員が一時避難場所に避難するまで21分。
この”21分”という数字 皆さんはどう思われますか?
私は早いほうだと思っていました。
約100名の利用者様を施設の外まで誘導するということ。
起きている方だけではありません。
中にはベットで横になっている方もいらっしゃいます。
その方を起こして誘導するまでに21分です。
今回は消防士さんにお越しいただいての訓練だったため、最後に総評をいただいたのですが、そこでおっしゃっていたことは、「7分」。
火災における避難で、生死を分ける時間はたった”7分”とのことでした。
もちろん、施設の構造や、木造・鉄筋などの資材に影響を受けるとのことでしたが、今回の誘導の1/3の時間でできることを今後検討しなければいけないと痛感しました。
それから、火の回りのことに着目しがちですが、最も恐れるべきは、”煙”との指摘もいただきました。
逃げる姿勢、煙への対応等も課題の一つです。
そうそう。これもびっくりしたことの1つですが、施設の避難訓練で、”全員避難”の形をとっている施設はあまり無いようで、今回立会くださった消防士さんも、うちが初めてとのことでした。
創設から9年。避難訓練では、火災も地震もずっと全員避難を行っています。
今後も被災があった際に、実際に動けるように訓練をづつけてまいります
レクリエーションのご紹介
2024-10-08
10月8日(火)天気:雨 *今回は実況中継風にしております
「外は雨が降りしきる中、始まりました。」
「第1回まきの里 玉入れ競争。」
「実況は私、M.Hが務めさせていただきます。」
「外の天気に合わせて、今回は、傘を使用した玉入れを行うようですね」
「ん?その前に何やら体操を行っております。これは準備体操といったところでしょうか」
「季節の音楽に合わせて、手を前に出して、後ろに引いて・・・職員の方のグー・パーという声が響きまわっております。これは少し難しいか?皆さん苦戦している模様です。」
「おっと、次はパー・グーに代わってきました。こちらは比較的スムーズにできていますね。」
「なるほど、職員の方に話によりますと、人は手を前に出すとき、パーにするほうが自然とできるようです。」
「準備体操も終わり、いよいよ玉入れのスタートです。」
「逆さにした傘に玉を入れていくスタイルのようです。」
「スタートの合図とともに、一斉にお手玉を投げ始めた利用者様。制限時間は10秒。一体何個の玉が入るのでしょうか」
・・・・・・
「おおっと、今、競技終了です。」
「両チーム玉を数え始めます。1・2・3・・・・・・18 Aチーム18で終了。対してBチームはまだ続いている模様です。・・・19・20・21」
「ここですべての玉が数え終わりました。今回勝ったのはBチームです。おめでとうございます。」
「続いて2回戦が始まる模様です。」
・・・この後も続く熱戦の中、勝利したのはBチームでした。
なんだか、終わり方が雑になりましたが、これにて実況終了です。
皆さんお疲れさまでした。
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