施設内研修会 介護現場の言葉遣い問題について
2020-11-27
高齢者ケアでは、フィジカルロック(身体拘束)、ドラックロック(薬物拘束)、スピーチロック(言葉の拘束)を「魔の3ロック」といいます。
今回は、スピーチロックについて研修会を開催しました。講師は当施設の身体拘束適正化委員会の職員です。
スピーチロックについては、日々の介護業務の中で無意識に使われていることに気づきます。これは現在の生活支援型ケアでは、不適切な対応であるとともに、ご利用者様の行動を抑制することにつながってしまいます。命令・否定型の言葉の代わりに、肯定・依頼型の言葉を使う等、丁寧でかつ、双方のコミュニケーションが成り立てばスピーチロックを防ぐことができます。そして、どのような状況においても個人の尊厳を大切にする意識を持つことが重要であることを学びました。
