施設内研修 BCP訓練
2024-09-05
毎月当施設では介護福祉に関する様々な研修を実施しています。
今月の研修は、感染症予防委員会と防災委員会による業務継続計画について理解をする研修と机上訓練を行いました。
業務継続計画(BCP)とは、自然災害や集団感染などの緊急事態に遭遇した場合、事業の継続・早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法や手段などを決めておく計画のことです。
まず、厚生労働省より引用した『介護事業者における業務継続計画(BCP)について』の動画を視聴しました。なぜ介護事業者にBCPが必要なのか、BCPにおける災害と感染症の違い、足りない資源をどう補うかなど、とても分かりやすく解説してあります。この動画を通してBCPの知識を得ておくことで、緊急時に落ち着いて対応ができるようになることが目的です。
次に机上訓練として、早朝に地震が発生したと想定してどのような行動をとるのがよいか、個人ワーク・グループワークを行いました。安否確認はどうするか、負傷者がいたらどうするか、情報収集はどうしたらよいか、1個の疑問に対してたくさんの意見が出てきました。
今回の研修から、実際に当施設で定められたBCPを見直すきっかけとなりました。それはBCPへの理解を深められたことにより、災害が起きた時に受ける被害のイメージをさらにふくらませる意識が広がったからです。迅速かつ柔軟な対応を職員全員で共有出来るように、今後の研修にも力を入れていきたいと思います。